ひきずってる?

2004年5月27日
2週間ほど前。
前の職場の歓送迎会で、思いがけず彼の名を聞いた。
たかが名前。
たかが研究員をしているという事実。
それだけなのに。

そこから。
よみがえる回数が増えた。
情けなくなった。

弱さを抱えられないところが成長していない。
同級生の彼にメールをした。
「電話していい?」と。
犬の散歩から帰ってきた、と電話をくれた。
少し雑談した後、打ち明けた。

結局引き伸ばしたに過ぎないのか。
そう言った私に。
彼は「もう一度ゆっくり考える時期がきたんちゃう?」と言った。
そして未練がないのか、と尋ねた。
会いたくないのか、と。
意地っ張り、意地を張るな、と。
時には思ったとおりに動け、と。
本当は、よりを戻したいのではないか、と。

私は。
納得がいってないのだ。
ただただやりきれないのだ。
どうしてこんな結果になったのか。
あれはなんだったのか。
あの笑顔はもう取り戻せないのか。
やりきれないのだ。

だけど。
よりを戻したい、とは今は思わない。
今のままでは、ありえない。
もし、話し合う機会があって、そして彼が私の望んでいる見解を語ってくれて、私をもう一度真正面から見てくれたら。
その時は、よりを戻したいと思うかもしれない。
だけど、今はそうじゃないから。

未練があるのでは、よりを戻したいのでは。
そう何回も聞く彼の中には。
きっと彼の想いがあるのだろう。
もうあかんやろう、次を見よう、と決めたのに。
まだ次は見れていない、という彼の想いがあるのだろう。

相手に何も求めなくなったら。
自然に思い出し、自然に受け止められるだろう。
その時が、本当に消化した時じゃないだろうか。
私はそう彼に言った。
彼の、指針の一つになればいいのに。
そして私の指針にもなれば。

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