疲れた

本当は疲れたなど言っている場合ではない。
今、やらなければならないこと、考えなければならないことが山積み。

本当はめでたいことなのに。
正直心から喜べない自分がいる。

こういう仕事をしていく上で。
一番大切なものを、置き去りにするような気になる。
それが仕方のないことだということも。
自分の生活のことを考えないといけないということも。
わかっているんだけれど。

私は神様ではないし。
それほどの力もない。
けれどそれほどの責任があると思ってやってきた。
それを自分の都合で翻すようなことをしていいのだろうか。
油断させておいて裏切るようなことをしていいのだろうか。

そんなことを言ってももう遅い。
もう始まってしまっている。
本意でなかったとしても、自分で決めて、自分で試したこと。
切り開いた以上は、その道に進む責任がある。
そう思って今日1日動いた。
思ったほどの動揺はなかった。
拍手をくれる人もいた。
さびしがっているのは私1人かもしれないとも思った。
それでも落胆した表情は確かにあったし。
当たり前だし。
それを受け止めなければならない。

今日はそれで終わるはずだったのに。
はっきり言ってもういいのだ。
贅沢な悩みだとわかっているけれど。
はたから見たら何をほざいとんねん！と思われることもわかっている。
だけど、もういいのだ。
2つ目の選択肢など今さらいらない。
そんなことで頭を悩ませ、使っている場合ではないのだ。
もっと今のこと、今の目の前の人に対して精一杯になるべきなのだ。
なのに気がそれる。
自分のことに目がいく。
利益を考える。
メリットを考える。

もっと単純にできないものだろうか。
できないんだろう。
私には自分がない。
どっちをやりたいのか。
どうしたいのか。
どうしたくてそんなことをしたのか。
何もわからないから。

だから決めれないし。
だから情けないんだ。