一緒に過ごす時間

私が現像した写真を生協にとりに行くと言うと。
俺も飲み物、と言って一緒に行ってくれたね。

テン茶のペットが安くて私が同じものを買おうとすると。
真似すんなやっ！とつっこんでくれたね。

歩きながらペットを開けたり写真をごそごそ出す私を見て。
あきれた顔で笑ってくれたね。

夜の事例研の帰りにバイクに乗っけて帰ってと頼むと。
ええよーと言ってくれたね。

バイクに乗り始めて、確か家に餃子が残ってると言ってたのに。
ごはん食べた？何か食いにいく？と聞いてくれたね。

びっくりどんきー！と言った私のリクエストに答えて。
遠いのに寒い中運転してくれたね。

普段たまってる愚痴や思いを。
遅くまで時間を気にせず話してくれたね。

今日はあなたからいっぱいもらったものがあった。
それが私にとってどんなものでも。
まずはそのことに感謝したい。

そして。
おそろしく愚痴を言い続けるあなたが。
少しでも楽になれたら、と本当に思った。

気がつけばいつも。
あなたに頼ることばかり考えている。
それじゃいけないと。
思うから。
自分の足を進めるだけで精一杯に見える。
あなたの横にいるには。
私は私でしっかり歩かないといけない。