中国

2003年2月16日
4日間、中国に行ってきた。
桂林の雄大な景色。
鍾乳洞の神秘的な模様。
上海のエネルギー。
中国の女性の美しさ。
雨が続いたけれども、いい旅だったように思う。

この旅、実は不安だった。
仲のよい友人だとしても、四六時中一緒にいると気を使う。
ましてや行動形態のそれぞれ大きく違う3人だったら…
だが、大きな波乱はなく無事帰ってこられたのだと感じている。

改めて感じたことが色々あった。
「私」という人間について。
「私」は「私」がかわいいが。
「私」は「私」が嫌いだということ。
威張って見せたり卑屈になったり。
はしゃいで見せたりふてくされて見せたり。
誰でもそういうことを日々繰り返し人と向き合っているのだろう。
自分の表出した行動や感情を1つ1つ取り上げたらきりがないのだろうか。
自分を肯定的に見れる人は、そういう作業をしないで暮らせるのだろうか。
それとも認知の問題なのだろうか。
価値観の違いを目の当たりにした時に起こる感情。
時に平静であり、時に取り乱す、その違いは。
そこに付加しているものは何だろう。
羨望、とも言えるのだろうか。
一致させたいと言う欲望は。
自分自身の価値観に近づけたいという思いは。
本当は行きたいのに行けない向こう岸を見るのを嫌悪しているのかもしれない。
そういう部分も含まれて起こる感情なのかもしれないと。
そんなことを考えたりした。

私が。
1つ1つ摘み取ってなくしたいものは。
溢れ出る欲望であり。
襲いかかる不安であり。
私が。
目を凝らして見つけたいものは?

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