正式に

2003年2月5日
今日、正式に採用されました。
まあ待遇は悪いですが…。
勤務内容よりも時間を共にする人間が気になりました。
(最近の若者はそうらしい…)
しかし、所長、次長、常勤スタッフ、みなさんとても好印象★
とりあえず、メインの仕事決定です。
がんばりたいと思います。

*******
月曜日、発表日の前日。
緊張してきた、と夜中にメールを打った。
たかが20分、と励ましの返事。
発表会はそれどころではなくて。
打ち上げ。
彼は私のゼミの先生の近くに座っていて。
私が途中で挨拶に行ったことから、合流した。
ゼミの先生はさすが私のゼミ教授だけあって(?)
恋愛話に大盛り上がりだった。
私も彼も大いに盛り上がった。
あんなに笑っている顔を、真正面から見たのは。
いつぶりなんだろうか。
お開きの時に、私がかばんを取れないでうろうろしていると。
わざと歩きにくいようにちょっかいを出された。
こんなのもいつぶりなんだろうか。
壁のない彼が横にいた。
それとも壁がなかったのは私だろうか。

でも嬉しいことばかりではない。
女だけの帰りの電車で。
男友達、Nくん、Mちゃん、ナオミちゃんで。
節分の豆まきをしたと聞いた。
あーそれ、聞きたくなかったなあ。
私が気分を害するところではないし。
あれこれ思うべきところでもないのに。
また、モヤモヤとした心が生まれた。
私の顔に変化があったのか。
それを見たからか。
2人になってから、Mちゃんが聞いてきた。
「最近、Hくんとなんかあった?」
「最近あんまり一緒にいないやんなあ?」
返事に困った。
説明のしようがない。
そして彼女に話すべきではないとも思った。
曖昧にしておいた。
はたから見ても。
明らかに私たちの距離は遠のいているし。
明らかに私たちの関係は変わっていることがわかった。

夜、電話をした。
また、いつ、打ち消されるともわからないけれど。
今ある確かな感謝の気持ちを言っておこうと思った。
院での生活を振り返ったとき。
やっぱり彼の存在によって私は元気をもらったと思ったから。
少し雑談をして。
今までどうもありがとう。と言った。

今日、面接に行く前に出会った。
センターに2人きりだった。
少し話をして。
向こうはレポートを始めた。
私は昼ごはんを食べた。
その間、ほとんど会話はなかった。
私は途中から、祈るような気持ちだった。
どうか嫌な気持ちが生まれないように。
どうかこの沈黙に負けないように。
自分に祈った。
つらい時間だった。
やっぱり私たちは今までと違った。
どうしてだろう?
どうすればいいんだろう?

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