信用

2002年9月17日
明日は実はある試験があった。
私は迷いながらも申し込んでいた。
でも明日は仕事もあって。
新しい経験をとるか。
日々の積み重ねをとるか。
今日まで迷っていた。

9月になってから。
ずっと来れていない子がいて。
先週、私のいる水曜日にはじめて来た。
もちろん私のおかげではなく。
友達のおかげと、少人数な環境のおかげ。
私が明日休んだら。
その環境を提供できないことになる。
その子が水曜以来、来れていたら、試験に行こう。
その子が、来れていなかったら、仕事に行こう。
そう思って今日行ったら。
後者だった。
なので私は仕事をとった。

試験はとうてい受からないもので。
倍率もすごければ勉強もしていない。
でも私の人生を変える決断だったかもしれない。

それでも。
これで良かったと思う。
例え、明日、この思いが報われなくても。
その子が来なかったとしても。
これで良かったと思うだろう。

今日は飲み会だった。
人数的なこともあって話せる人は偏ったけど。
なかなか楽しい時間だった。

みんな、それぞれに個性があって。
みんな、それぞれの色を持ってるなあと。
改めて思った。
私はどんな風にみんなに映っているんだろう?
私は何色に見えるのだろう?
自分をつかめていない分、そんな不安もよぎる。

昨日、小学校の友達から電話があった。
彼(よっちゃん)はここ何年かで仲良くなった人。
「週末そっちに行く用事があって。」
「遊びに行ってもいいか?」
土曜ならいいよーと答えた。
「実は日曜にも用事があって。」
「リョウちゃんと行くつもりなんやけど」
「良かったら泊めてくれへんか?」
私は特に考えず、いいよーと言った。
「詳しくはまた連絡する」
そういうことになった。

後から、考えた(←その時考えろって・・)。
何で、泊めてもいいよって軽々しく言えたんやろう?
何の根拠で?何のつながりで?
彼とは小学校が一緒だった。
それだけだ。
もちろん悪い人ではないと思う。
でもそれは。
4年間苦楽を共にした部員とは全然違うつながり。
思えば。
私は、彼らだからこそ受け入れていたし。
彼らだからこそ、信頼して過ごしていた。
そうでない人を、どうして泊める?
いい返事をするんじゃなかったと後悔した。
せめてもう少し考えてから言えばよかったと思った。
私の悪い癖だ。
まずいなあとどこかで感じながらも。
さも何も気にしていないかのようにホイホイと進んでしまう。
当然って顔で演じてしまう。

もしもよっちゃんが。
リョウちゃんは無理やから1人やねんって言ったら。
そのときは、断ろう。
信用してないわけではないけど。
1人では無理だと。

あなたを信用してないんじゃない。
もしものときの。
自分が信用できないから。



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