電話
2002年7月28日まだ昼になってない。
この段階で今日の日記を書くのはどうかと思うが。
書いたら整理できるかもしれない。
そんな期待もある。
朝9時。
日曜の朝9時だ。
友人からのメールの2分後くらいに。
あの人から、電話がかかってきた。
昨夜も例のごとくスパイダソリティアにはまってたから。
寝たのは随分遅かった。
私は友人のメールでおきて。
その後も再び眠りに入ろうとしていたときだ。
私は完全に寝ぼけていた。
画面に、あなたを表わす4つの漢字が並んでた。
え・・・なんで?と思った。
夢かと思った。
「もしもし?」
彼の、あの、声だった。
もしもしの最後が少し上がる、あの口調だった。
話題は、「久しぶり」という言葉も何もなく始まった。
あんまり内容がはっきりしない。
ただ、彼は私の実家の近くにいて。
「今171なんやけど。」
「アルペンのある交差点」
どこに行くの?と聞くと。
「神戸に行くところ」と言っていた。
そして
「ここらへんに病院ないかなと思って。」
と言ったはずだった。
ただでさえ市内に詳しくない私は。
アルペンと言われてもピンとこなくて。
病院といわれてもなおさらピンとこなくて。
そして寝ぼけていて。
よくわからないと答えた。
「そうか。ならいいわ。ありがとう。じゃあ」
そう言って、電話は終わっていった。
電話を切ってから、目が覚めてきた。
どうして神戸に行くのか?
何故朝の9時に神戸に向かっていて、さらにもう兵庫県に入っているのか?
須磨にでも行くんだろうか?
どこから出発したんだろうか?
誰と行っているんだろうか?
何故病院を探しているのだろうか?
だれが調子悪いんだろうか?
どうしたんだろうか?
日曜の朝に、見知らぬ土地で病院を探すって。
よっぽどのことじゃないのか?
だんだん、すごく心配になってきて。
たとえ、一緒にいるのが誰であろうと。
状況が、すごく気になった。
でも、すでに30分が過ぎていて。
きっともう市内を抜けただろう。
役に立つには、遅すぎる。
私が、「あなたが困ったときは、必ず助けるから」
と書いたから。
電話をしてきたんだろうか?
それとも、単に、私がそこの市内の住民だったから。
思いつきでかけてきたんだろうか?
何から何までわからない。
電話が、うれしかったのか、やめてほしかったのかも。
わからない。
ただ、混乱だけが残る。
そして、あなたの着信履歴だけが残る。
まんまと神様の揺さぶりにかかっているのか。
私は、やっぱりメールをした。
ごめん、完全に寝ぼけてた、と。
大丈夫か?もうええんか?と。
病院と言っていたから気になって、と。
また何かあったら言ってや、と。
最後の1文は迷った。
でも、もう私の中では同じだ。
1文があろうと、なかろうと。
私はこれからも、あなたの連絡を待ち続けるだろう。
今日、突然あったように。
いつか、またの突然を期待して。
わからない。
きっと彼は何も考えていないのだろう。
この電話で、私がどれほど動揺するかなんて。
きっと、考えもしていないのだろう。
実際、何かあったら連絡しろと言ったのは、私だ。
彼に責任はない。
ていうか、責任どうこうの問題ではない。
ただ、わからない。
何がわからないのかも、わからない。
この段階で今日の日記を書くのはどうかと思うが。
書いたら整理できるかもしれない。
そんな期待もある。
朝9時。
日曜の朝9時だ。
友人からのメールの2分後くらいに。
あの人から、電話がかかってきた。
昨夜も例のごとくスパイダソリティアにはまってたから。
寝たのは随分遅かった。
私は友人のメールでおきて。
その後も再び眠りに入ろうとしていたときだ。
私は完全に寝ぼけていた。
画面に、あなたを表わす4つの漢字が並んでた。
え・・・なんで?と思った。
夢かと思った。
「もしもし?」
彼の、あの、声だった。
もしもしの最後が少し上がる、あの口調だった。
話題は、「久しぶり」という言葉も何もなく始まった。
あんまり内容がはっきりしない。
ただ、彼は私の実家の近くにいて。
「今171なんやけど。」
「アルペンのある交差点」
どこに行くの?と聞くと。
「神戸に行くところ」と言っていた。
そして
「ここらへんに病院ないかなと思って。」
と言ったはずだった。
ただでさえ市内に詳しくない私は。
アルペンと言われてもピンとこなくて。
病院といわれてもなおさらピンとこなくて。
そして寝ぼけていて。
よくわからないと答えた。
「そうか。ならいいわ。ありがとう。じゃあ」
そう言って、電話は終わっていった。
電話を切ってから、目が覚めてきた。
どうして神戸に行くのか?
何故朝の9時に神戸に向かっていて、さらにもう兵庫県に入っているのか?
須磨にでも行くんだろうか?
どこから出発したんだろうか?
誰と行っているんだろうか?
何故病院を探しているのだろうか?
だれが調子悪いんだろうか?
どうしたんだろうか?
日曜の朝に、見知らぬ土地で病院を探すって。
よっぽどのことじゃないのか?
だんだん、すごく心配になってきて。
たとえ、一緒にいるのが誰であろうと。
状況が、すごく気になった。
でも、すでに30分が過ぎていて。
きっともう市内を抜けただろう。
役に立つには、遅すぎる。
私が、「あなたが困ったときは、必ず助けるから」
と書いたから。
電話をしてきたんだろうか?
それとも、単に、私がそこの市内の住民だったから。
思いつきでかけてきたんだろうか?
何から何までわからない。
電話が、うれしかったのか、やめてほしかったのかも。
わからない。
ただ、混乱だけが残る。
そして、あなたの着信履歴だけが残る。
まんまと神様の揺さぶりにかかっているのか。
私は、やっぱりメールをした。
ごめん、完全に寝ぼけてた、と。
大丈夫か?もうええんか?と。
病院と言っていたから気になって、と。
また何かあったら言ってや、と。
最後の1文は迷った。
でも、もう私の中では同じだ。
1文があろうと、なかろうと。
私はこれからも、あなたの連絡を待ち続けるだろう。
今日、突然あったように。
いつか、またの突然を期待して。
わからない。
きっと彼は何も考えていないのだろう。
この電話で、私がどれほど動揺するかなんて。
きっと、考えもしていないのだろう。
実際、何かあったら連絡しろと言ったのは、私だ。
彼に責任はない。
ていうか、責任どうこうの問題ではない。
ただ、わからない。
何がわからないのかも、わからない。
コメント