いいかげんにしてくれへん？

私は弱い人間。

私はずるい人間。

そして汚い人間。

私の中のドロドロした気持ち。

人の幸せをねたむ気持ち。

人の輝きに目をそむける気持ち。

人の優しさを軽蔑する気持ち。

人に虚無感をなすりつける気持ち。

自分の弱さを人のせいにする気持ち。

私は自分が嫌い。

私は自分が許せない。

なのに自分がかわいいんだ。

なのに自分に甘いんだ。

そんな自分も嫌い。

全部嫌い。

全部嫌い。

どうしてこんなことに？

わかってる。

全部自分の選んだことだ。

良いにしろ、悪いにしろ。

望んだにしろ、望んでないにしろ。

納得したにしろ、納得してないにしろ。

全部私が選んだことだ。

でも、嫌なんだよ。

嫌いなんだよ。

全部が。

この全部が。

私が。

嫌い。

嫌い。

嫌い。

どこにいったの？

どこにいってしまったの？

誰にも聞けないよ。

どこにいったの？

あなたはどこにいるの？

壊れて泣いてる自分。

平気で落ちていく自分。

嫌い。

もういいんだよ。

もうやめてよ。

見たくない。

何も見たくない。

そんな帰り道。

きっといるんだろう。

こういうときのサンクス。

神様は用意しているだろう。

そしてやっぱり。

キュウが居た。

ほらね。

もうわかってるんだよ神様。

もう驚かないよ神様。

まだ私を試したいの？

まだ私を許さないの？

まだ私を落したいの？

いったい何がしたいの神様。

キュウが何か話してた。

私は何か返事してた。

おそらくチケットのこと。

でももう聞こえないよ。

私にとって大切なもの。

それは何？

私が生きることの価値。

それは何？

ねえ。

あなたはいったいどこに行ったの？