終わらない日常

2002年5月28日
昨日。
9時過ぎにキュウから電話。
「今から行ってもいいっすか?」
なるほど。バイト代が入ったんやね。
やってきて。
チケットを売った。
ほんでキュウは夕食(サンクスの弁当)を食し。
私は差し入れのくずもちプリンを食し。
少し話して。
少しテレビ見て。
少し新聞見て。
私の指人形で遊んで。
帰っていった。

何の期待もしてなかった。
これからの期待もしてなかった。
極力しないようにしてたし。
余計なことは考えなかった。

それでも。
私が玄関で「じゃあ。元気でね」
と言ったのに対して。
キュウが「また来ます」
と言ったのを。
嬉しく思ってしまった。
来ないのがわかっていても。
来ることを大して求めていなくても。
心は勝手に浮き足立つ。

今日は。
朝起きた瞬間に。
絶望感に襲われた。
この日常がずっと続くのか。
そう思うと。
死にたくなった。
仕事も一瞬休もうと思った。
もちろん行ったけど。
大事な、大事な仕事なのに。
今の私にはこれしかないし。
今の私が一番誇れるものなのに。
一瞬どうでもいいと思ってしまった。
何も変わらないような気がした。
私も子どもも。
少なくとも子どもは必ず変わるのに。

このままじゃ、駄目だと思った。
自分は、駄目になると思った。
でも、どうしたら?

帰りの電車で。
今まで一度もなかったストーリーで。
妄想が始まった。
それはそれは、幸せな。
それはそれは、奇跡な。
妄想で。
今まで一度も思い起こさなかったことの方が。
驚きだった。
あなたは。
もう一度。
私に笑いかけてくれていて。
それが永遠に続くような気がする。
そんな妄想。

電車の中で私はどんな顔をしていたんだろう。

さっき。
渡せなかったチョコレートを食べた。
少し前から、時々考えてた。
いつ食べようかって。
さっき食べた。
なんか、もっと気持ちが動揺すると思ったら。
普通に食べてしまった。
あ、あんまりおいしくないなーとか。
まあこんなもんか、とか。

渡せなかったストラップも出てきた。
かわいいぞうさんが出てきた。
茶化したカードも出てきた。
あの時一生懸命考えたのに。
てんで勘違いなカードだ。
なんだろう。
いったい、なんだろう。

あなたに会いたい。
あなたの声が聞きたい。
あなたの姿が見たい。
それだけでいい。
見たい。
見たい。
見たい。
一目でいいから。

会いたい。
会いたい。
会いたい。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索