がんばっている人

今日は、元彼と会ってた。
アウトレットに行って。
その後、映画を観に行った。
かねてから、気になっていた「息子の部屋」。

めっちゃ、泣いた。
主人公の職業が職業だったのもあって。
めちゃめちゃ、共感させた。
彼の苦しみ、すごく伝わってしまって。
途中、絶えられず、目を閉じてしまった。
それでも、最後は。
いい終わり方だった。

元彼と、会ったのは。
別れてから、3回目。
今日は、やけに。
彼の欠点が、目立った。

私は、少しイライラした。
質問を、した。

「今一番がんばっていることって、何？」
「就活の時、大学時代に何がんばった？て聞かれたら、
なんて答える？」
「あなたにとって、いい男って？」

彼が、困るだろうという質問を。
私は、あえてしていた。
気づいて欲しかったのかもしれない。
だから、私は、あなたと別れたんだと。

あなたにしかない優しさがあって。
私は、とても居心地が良かったよ。
だけど。
あなたといたら、私はこれ以上進めない。
成長しない、と思ったから。
だから、あなたから離れたんだ。

私が、弱音を吐いたとき。
私が、自分の無さを責めているとき。
私が、がんばっているとき。
私が、迷っているとき。

あなたは。
「ほら、俺なんて、もっとだめだよ」
「うめは十分、がんばってるよ」
そういう励まし方だったね。

励ましてくれる優しさ、うれしかったよ。
愚痴を、聞いてくれて救われたよ。
院試のとき、体も心もバランスくずしてた、私を。
あなたは、根気よく応援してくれたね。

だけど。
私は、ずっと思ってた。
言うべきことだったかもしれない。
でも言えなかったよ、ずっと。
そして、今日も。
あなたは、全然がんばってないよ。
あなたは、もっとがんばれるよ。

私は、成長していきたい。
だから。
成長していく人の、隣にいたい。
一緒に、一歩ずつ、登っていきたい。