うかれている

けっこううかれている自分がいる。

単純。

家に行って、思ったのは。
この人は。
前のように、中途半端に。
私を受け入れるかもしれないということ。
前のように、中途半端にしか。
私を受け止めないだろうということ。

それでもうかれている自分がいる。

人間という動物は。
ほんのひとかけらでも。
期待する余地があるのなら。
期待するらしい。

今はまだうかれている。
だから、はっきりとわからない。
何がどうなってきているのか、わからない。
ここがどこだか、わからない。

でも。
先週よりは、いい土の上にいるらしい。

流星群の日のこと。
それは、そのままで。
他の人と、話していても。
あなたの名前が、突然出てきたりして。
キュウの口からも。
出てきたりして。
そのとき、私は。
一瞬、体が固まったりして。

でも。
日曜日、がんばれたという思いが。
今の私を支えている。